こんにちは。Masaです。
「集中できないのは意志が弱いからではない。」
石川善樹さん著の『仕事はうかつに始めるな』の第1章のタイトルから抜粋しました。
スマホ、LINE、Facebook、Instagramなどなど、気を散らすものがあちこちにある現代では、「集中する」ことは意外に難しいのではないでしょうか?
何をしても集中が続かなくて自信を失ってしまっている方もいると思います。私も自分の集中力に関しては自信がありません。
でもだからこそ、
自分の集中力を信用できないからこそ、集中するための仕組みづくりが大切である。
私はそう思います。
その仕組みづくりのヒントがたくさん詰まった1冊が『仕事はうかつに始めるな』です。
3つの指針
集中するためのポイントは3つあるそうです。
①気を散らせるモノを遠ざける
②いやいや始めない
③終わりの時間を決める
どれも極めて当たり前のことであり、かつ意外に実行が難しいものだなあと私は思います。
この3つが整うような環境づくりをすると良さそうです。
作業環境への投資をしよう!
さて、この指針に沿った環境を構築する、あるいは見つけ出すことが重要です。
私は自宅を集中できる環境にしてしまおうと思います!
正確には自宅の1区画を、ですけど。ダラダラする場所もないとね。
実は先週引っ越しをしまして、身の回りの環境を整備し直す絶好の機会なんです。活用しない手はないなと。
こちらのブログで随時ご報告するので乞うご期待。
フローってなに?
本書は上記の3つのポイントに関しての説明を行ったのち、「フロー」についての解説を行っています。
スポーツの世界で、「ゾーン」と呼ばれているやつのことです。「ボールが止まって見えた」みたいなやつですね。
そんな状態は私には到底作れないと思うのですが、実は「弱いフロー」というのも存在するらしいです。本書で紹介されていた例だと、
・友達 との 会話 が 盛り上がり、 数 時間 が あっという間に 過ぎ て しまっ た
・推理小説 に 没頭 し て、 気がつけ ば 徹夜 し て しまっ た
こういうのも立派なフローの一種だそうです。
これくらいの没頭状態を意図的に作り出せたら、高い集中力で作業ができますね。
「弱いフロー」を意図的に作り出すにはどうすればいいのか?
そのヒントを本書の後半の章で紹介してくれているので、ぜひ読んでみてください!
まとめ
「集中する」ためにはどうすれば良いのか、考えるきっかけとヒントを与えてくれた1冊でした。
この本を始めとして、石川さんが発信なさることはことごとく面白いです。毎回驚きと発見があるんですよね。
cakesでの連載なんかも好きでした。
確かマインドフルネスについてのご著書もあったので、今度読んでみようと思います。
それでは。