一眼で紅葉をうまく撮るためのヒントを5つにまとめてみた
こんにちは!Masaです!
11月に入り、秋も深まってきた今日この頃。
この時期外せない被写体といえば、「紅葉」ですよね。
そこで今回は、紅葉を一眼で綺麗に撮るヒントを5つご紹介します。
知識を復習してから、紅葉撮影に出かけましょう!
お出かけは早朝が吉
まずはこれです。
特に、週末はそうなのですが、
朝早くから出かけると良いことしかありません
日中に比べて、光の加減がちょうどいいのが朝の時間帯です。
お昼になって日が高く昇ると、太陽光が強くなりすぎて、撮影の難易度が上がります。
また、朝の時間帯は外に出ている人も少なく、
意図せず人が構図に入り込む心配も少なくなります
車でお出かけされるなら、
渋滞を回避できるというメリットもあります
「休日も早起きかよ…」と思う気持ちもよくわかりますが、ちょっと頑張るだけで、とても快適な撮影が楽しめますよ。
紅葉以外の被写体も構図に入れてみる
紅葉の撮影に出かけている、ということで、もみじやイチョウばかりに目がいってしまいがちです。
しかし、他の被写体とうまく組み合わせることで、印象的な画を作ることができます
湖や池、滝などの自然や、寺社仏閣などの建造物と合わせると、紅葉はキレイに映えます。
F値を下げ、もみじにピントを合わせて、背景にお寺を入れてみる。
なんていう画も、面白いかもしれませんね。
露出は積極的にいじる
3つ目はこれ。
露出を積極的にいじってみて、「これだ!」と思える明るさで撮りましょう
紅葉撮影で、露出補正は大事な要素です。
明るさ次第で、もみじの色の写り方が変わってくるからです。
色々な明るさで撮ってみて、あとでベストショットを選ぶ。
なんていうのも良いかもしれません。
ISO感度を高めることを恐れない
4つ目はこれです。
葉が風に揺られてブレるなら、ISO感度を上げてみよう
という話です。
紅葉撮影は、日陰などの比較的暗い場所で行わざるを得ないことがあります。
そうなると問題になるのが、「光が足りない」ということです。
光が少ない状況では、
- 三脚を使い、シャッタースピードを遅くして光を多く取り込む
- シャッタースピードはそのままで、ISO感度を上げて対応する
この二つのどちらかで対応します。
三脚を使って、シャッタースピードを遅くする方が、ISO感度を上げた時に発生するノイズを気にしなくて済むのでベターです。
しかし、被写体自体が動いてしまう場合があります。
葉が風に揺られ、仕上がりもブレブレになってしまうのです。
そういう時は、シャッタースピードを上げて動きを止めつつ、ISO感度を高めて、光量不足を補うのです。
ISO感度を上げると、ノイズが発生するというデメリットは必ず起きますが、ブレブレの写真ばかりになるよりはマシというわけです。
色飽和を起こしていないか、逐一チェックする
5つ目がこれ。
彩度を上げて撮るのは正解だけど、色飽和のチェックは忘れずに
ということです。
紅葉の撮影を行う際、色の彩度を上げて、鮮やかさを強調するのは一般的な方法です。
私が使用している、ソニーのαシリーズの場合だと、「クリエイティブスタイル」という項目を「紅葉」に設定すると、彩度を高く撮影することができます。
他のメーカーの機材でも、名前は違えど同じような機能が付いています。
そこで気をつけたいのが、「色飽和」という現象です
彩度を上げすぎたがために、色潰れを起こして、細部の表現が失われるという現象です。
ちょうど、こんな感じ。
こちらは、私が失敗した写真です。
もみじが赤く潰れてしまって、細部が失われています。
ミラーレスをお使いであれば、彩度がどれくらいか確認しながらシャッターを切りましょう。
撮った後も、もう一度仕上がりをチェックしておきましょう。自戒も込めて。
参考記事:
ミラーレスと一眼レフの違いは?比較してわかる!ミラーレスを選ぶべきこれだけの理由
+α:望遠レンズがあると便利かも
最後にプラスアルファとして。
望遠レンズがあると便利です
ちょっと遠い場所にもみじが生えていて、標準ズームレンズだと、寄りきれないことがあります。(実体験済み)
前回撮影に行った時に、非常にもどかしい思いをしたので、もし望遠をお持ちならぜひ持っていきましょう。
私もお金貯めて買います…
まとめ
いかがでしたか?
冒頭にも言いましたが、秋の被写体といえば、「紅葉」です。
秋にしか楽しめない撮影を、ぜひ。
それでは、今回は以上です!