今回はソニーのα6000やα6400で使える広角レンズ「SEL1018」の実機レビューをします。
「SEL1018」は、気軽に広角レンズならではの楽しみを味わえる、とても面白いレンズ。
レンズ構成に一本広角レンズが入っていると、グンと撮影の幅が広がって楽しいこと間違いなしです。
どの辺が楽しいのか、作例多数でご紹介していきたいと思います。
主な仕様
製品名 | SEL1018 |
メーカー | ソニー |
マウント | Eマウント(APS-C) |
焦点距離 | 10-18mm |
開放F値 | 4 |
最小F値 | 22 |
最短撮影距離 | 0.25m |
手ぶれ補正 | あり |
質量 | 225g |
Amazonで見る:
楽天で見る:
https://search.rakuten.co.jp/search/mall/SEL1018/
各サイトでの値段
Amazon | 71,700円 |
楽天 | 74,500円 |
ソニーストア | 76,000円 |
外観
外観はこのような感じ。
重さは225gと比較的軽いです。
長さはおよそ6cmで、コンパクトかつ軽い。
装着すると以下のような感じになります。
ちょっとゴツイ感じがかっこいい。(with α6000)
広角レンズの楽しさをコンパクトに収めた!
SEL1018の最大の特徴は、広角レンズならではの楽しみを存分に楽しめて、なおかつコンパクトなサイズに収まっているところにあります。
後でも触れますが、広角レンズならではの広い画角とパースの効いた写真が撮れるのがとても楽しい。
そしてさらに、それが結構コンパクトなサイズに収まってくれているのが嬉しいポイントです。
それでは、
- 画角が広い
- パースを効かせるのが楽しい
- コンパクトなサイズ
という3つの特徴をより詳細に確認していきたいと思います。
画角が広い
まずは広角レンズならではの撮影を可能にする広い画角。
風景写真との相性が良好です。
建物なんかも、広い画角だからこそ捉えられる姿があったりして楽しい。
普通の画角では収まらないものが、広角レンズなら収まります。
近づいたり切り取ったり、ボカしたりするのを一通りやった後に、広角レンズを出して撮影してみると、全然違う姿が捉えられて楽しいので、ぜひやってみてください。
パースを効かせるのが楽しい
画角が広くて広い範囲で写せることだけが、広角レンズの醍醐味ではないです。
広角レンズを使うことで、「パース」と呼ばれる効果を出すことができ、また一味違った面白い特徴を出すことができます。
本当に簡単に言ってしまうと、パースとは「端のものは大きく、中心のものは小さく写る」効果のことです。
例えばこんな風に、橋の手前を大きく、奥を小さく写すことができて、橋の長さを強調した写真に仕上げることができます。
奥の方がすぼまったような感じで見えるのがお分りいただけるでしょうか。
パースを使うことで、大きいものをより大きく見せたり、長いものをより長く見せることが可能になる、というわけです。
これはつまり、自然の雄大さや景色を初めて見たときのインパクトを表現しやすい、ということではありませんか。
広角レンズは、見たままの感動をそのまま残しやすいレンズだと言って良いと、筆者は思います。
コンパクトなサイズ
普段とは一味違った楽しみ方ができるのが広角レンズだということをお話ししてきました。
しかし一方で、広角レンズは、広い画角を得るためにレンズが大きくなる傾向があります。
実際、SEL1018も、SEL50F18やSEL35F18のような単焦点レンズと比べると横にデカイ。
しかし、SEL1018は、長さや重さの点で、単焦点レンズ並みのコンパクトさを保っているのがスゴイところです。
例えば、単焦点レンズのSEL50F18と比べても、あまり変わりないことがお分りいただけるかと思います。
SEL1018 | SEL50F18 | |
長さ | 63.5mm | 62mm |
幅(最大径) | 70mm | 62mm |
質量 | 225g | 202g |
広角レンズならではの楽しみと、コンパクトさを合せ持つのがSEL1018の良いところなのです。
作例集
作例をもう少しあげていきます。
まとめ
ソニーのEマウント用広角レンズのSEL1018のレビューをしてみました。
繰り返しにはなりますが、広角レンズが一本レンズ構成の中に入っていると、グンと撮影の幅が広がるし、一味違ったインパクトを残しやすいです。
広角レンズで撮影を楽しむ人が一人でも増えてくれたらとても嬉しく思います。
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