INDEX
主な仕様
メーカー | シグマ |
焦点距離 | 56mm |
最小F値 | 1.4 |
最短撮影距離 | 0.5m |
手ぶれ補正 | なし |
フィルタ径 | 55mm |
質量 | 280g |
amazonでの価格 | 40,635円 |
外観
ソニー純正の単焦点レンズと比べると、やや大きめな口径。
α6000に装着するとこのような感じです。
横から見るとこのようになります。純正と比べるとやや大きい&重たいですが、まったく気にならないレベル。
特徴
それでは、ここからは性能面の特徴をいくつか見ていきましょう。
焦点距離は中望遠
まずは56mmという焦点距離について。
いわゆる「中望遠」と呼ばれる部類に入る長さになります。
圧縮効果を活かした印象的なボケを作ることができます。ポートレートやスナップショットで使うと楽しい焦点距離ではないかと思います。
以下は、東京駅周辺にフラッと出かけたときの写真です。
気持ちの良い描写力で、歩いて適当に撮っているだけで楽しめました。
F1.4の明るいレンズ
次に、純正レンズにはない最小F値1.4という明るさについて。
このレンズには残念ながら手ぶれ補正がついていないのですが、F1.4で光量を稼げるので、少しくらい場面でも結構活躍してくれます。
街中であれば、日が暮れてきても手持ちでいける。
大きく、綺麗にボケる
中望遠の焦点距離と最小F値1.4の掛け算で生み出される背景ボケは大きくて綺麗。
(意外に)接写の使い勝手が良い
あとは、近寄って撮るのも結構楽しいと感じました。
最短撮影距離0.5mで、焦点距離は中望遠なので、結構寄った感じで撮ることができる気がしています。
56mm F1.4 DC DNの注意点
ここまで良い面を主に紹介してきたが、デメリットにも触れておきたいと思います。
手ぶれ補正が非搭載
やはりレンズ内手ぶれ補正がついていない点が少し気になるところです。
個人的には、そこまで使いにくさは感じなかったのですが、それでも暗いところで撮った写真は一部ブレていて、後から気づいたということもありました。
私の撮影技術の足りなさも大いに原因なのですが、α6000やα6400といった初心者向けの機種であるほど、ボディ側に手ぶれ補正がついていないのもまた事実。
少しでもカメラ側に力を貸してもらいたい私のような人こそ、手ぶれ補正付きの機材を使うべきです。
だがしかし、値段を考えるとこれで十分すぎるとも思う…
当たり前の結論になりますが、どのような場面で何をよく撮るのか次第でおすすめできるかは変わってくることになるかと思います。
他の単焦点レンズとの価格比較
おそらく、このレンズを検討する方は、α6000やα6400をお持ちで、単焦点レンズを買うか考えているのではないでしょうか。
そうなると、候補としてはこのsigma56mmの他に、ソニー純正のSEL50F18やSEL35F18でしょう。
その辺りとの価格比較表を載せておきますね。
SIGMA56mm | SEL50F18 | SEL35F18 | SEL24F18Z | |
Amazon | 40,635円 | 25,000円 | 38,000円 | 83,148円 |
楽天市場 | 55,738円 | 27,653円 | 38,769円 | 83,979円 |
作例集
最後に、56mm F1.4 DC DNで撮った写真をいくつか。
まとめ
sigmaの56mm F1.4 DC DNというレンズをレビューしてきました。
α6000やα6400など、ソニーのEマウントユーザーにとって、単焦点レンズの一つの選択肢となってくるレンズかと思います。
先ほども少し触れましたが、ソニー純正のSEL50F18や、SEL35F18との比較になってくると思うので、以下の記事もよかったら参考にしてみてください。