【α6000、α6400】単焦点の魅力が存分に味わえるレンズ。ソニーのSEL50F18レビュー

 

主な仕様

焦点距離 50mm
開放絞り(F値) 1.8
最小絞り(F値) 22
最短撮影距離 0.39m
フィルタ径 49mm
手ぶれ補正 レンズ内手ぶれ補正(4段相当)
質量 202g
主な対応ボディ α6000、α6300、α6400、α6500

 

各サイトでの値段

Amazon 25,000円
楽天 27,653円
ソニーストア 28,000円

 

特徴・良いところ

このレンズの特徴は一言で言うなら、「価格のわりに性能が良い」というところだと思います。

 

どの辺がそうなのか、いくつか特徴をご紹介します。

 

中望遠

まずは、焦点距離。

 

35mm換算で75mmのいわゆる「中望遠レンズ」に相当します。

 

標準レンズの広角側よりも狭い画角になりますが、それゆえのメリットがあるのです。

 

それは「圧縮効果を出しやすい」ということです。

 

「圧縮効果」とは、近くの被写体と遠くの被写体が近づいて写っているかのように撮れる効果のこと。

 

例で見た方が早いので、こちらの写真をご覧ください。

 

背景と被写体が近い感じで、大きくボケているかと思います。

 

中望遠のレンズは、標準レンズよりも撮影範囲が狭いために、遠くにある被写体も切り取られて大きく見えます。

 

その結果、近くの被写体と遠くの背景の大きさに差がなくなったように見えて、遠近感がなくなり、近づいたように見える、というわけです。

 

圧縮効果については、ニコンのサイトがとても分かりやすくまとめてくれているので、参考になると思います。

https://www.nikon-image.com/enjoy/phototech/lenslesson/lesson01.html

 

よくボケる

さらに加えて、最小F値が1.8と非常に小さいので、背景をボカして撮りやすくなっています。

 

標準レンズとのボケ比較

これも例で見た方が分かりやすいので、こちらを見てください。

 

まずは標準レンズで撮った写真を見てみます。

 

続いて、単焦点レンズの作例を見てみます。

 

単焦点レンズの方が背景が大きくボケています。

 

SEL50F18は、先ほどの「圧縮効果」と「大きなボケ」によって、被写体を際立たせやすいレンズなのです。

 

それゆえに、ポートレート(人物撮り)に向いているレンズと言われたりしますし、筆者もそう思います。

 

絞れば風景も撮れる

ここまで背景ボケの話をしてきましたが、何もボカすだけの撮り方しかできないわけではありません。

 

F値を絞って(大きくして)撮れば、風景も撮れます。

 

手ぶれ補正あり

このレンズには、まだまだ見逃せない特徴があります。

 

次は、「レンズ内手ブレ補正」が搭載されているという点。

 

このレンズのボディとしてよく使われるα6000などにはボディ本体の方に手ぶれ補正が付いていません。

 

「手ぶれ補正が付いていないくらいどうと言うことはない」と思われるかもしれませんが、甘く見てはいけません。

 

光量が足りないところで、「もう一歩明るく撮りたい」と思っても、手ブレが気になってシャッタースピードを遅くできなくなったりするわけです。

 

あるいは、「もう少しノイズを落としたい」というときに、手ブレしてしまうからISO感度を下げられない、といったことになりかねません。

 

一番悪いのは、微妙に手ブレしていることに気づかず、そのまま帰ってしまうかもしれないことです。

 

見返してみたらブレまくってた、なんて悲しいですよね。

 

手ぶれ補正は、撮影の満足度を大きく左右し得る要素なのです。

 

暗いところに強い

「手振れ補正搭載」と「最小F値が小さい」という要素が揃うと、「暗いところに強いレンズ」という特徴が出てきます。

 

先ほどもチラと触れましたが、手振れ補正が付いていることで暗所でもシャッタースピードを比較的稼ぎやすくなります。

 

また、F値を下げるほど明るく撮れますから、最小F値が小さいレンズは、他のレンズよりも明るさを稼ぐことができます。

 

この写真は、間接照明の暗い屋内で撮った写真ですが、「手持ち」です。

 

 

ちょっと暗めの屋内や、日が落ち切らない時間帯の外では、三脚なしの手持ちでも十分にいけます。

 

サイズ小さい

少し外身の話もしておこうと思います。

 

まずはこのレンズのサイズ感。

 

レンズフードを装着しても、結構小さい。

 

重さもそんなに気になりません。

 

アルミニウム合金のかっこいい外観

外観も個人的には結構良いと思っています。

 

私のボディはα6000の黒なのですが、バッチリ合います。

 

 

単焦点レンズ入門として手が出しやすい価格帯

さて、最後に値段のお話をしましょう。

 

先ほども一度出していましたが、各サイトでの価格をもう一度見てください。

Amazon 25,000円
楽天 27,653円
ソニーストア 28,000円

 

大体、2.5万円~2.8万円くらいのあたりです。

 

これは純正の単焦点レンズのラインナップの中でも、かなり安価な方です。

 

これまで挙げてきたような性能面での面白い特徴を持っていながら、この値段はかなりコスパが良いと言えるでしょう。

 

参考までに、他の単焦点レンズとの価格比較も載せておきます。

  SEL50F18 SEL35F18 SEL24F18Z
Amazon 25,000円 38,000円 38,000円
楽天  27,653円 38,769円 38,769円
ソニーストア  28,000円 42,667円 42,667円

 

SEL50F18の作例

SEL50F18の特徴を出来るだけ活かして撮ってみた写真をいくつか挙げておくので、参考までに。

 

一部を切り取る

背景を思いっきりぼかす

手持ちで夜景

 

注意点

さて、今まで良い方の特徴を色々と見てきましたが、いくつか注意すべきこともあります。

 

明るい場所ではNDフィルター

明るい場所でF1.8で撮ってしまうと、露出オーバー(明るすぎ)になってしまうこともあります。

 

そう言う時に、レンズにグラサンのようなフィルタをかけてやることがあります。

 

このフィルタを「NDフィルター」と呼びます。

 

屋外で直射日光が当たるような場所での撮影が多く想定されるのであれば、調達しておくことをおすすめします。

 

単焦点レンズなのでズームはできない

SEL50F18は「単」焦点なので、ズームはできません。

 

寄ったり引いたりできないのは、不便にもなり得るので気をつけてください。

 

フルサイズ用と間違わないように

レンズの名前というのは、本当にややこしいですね。

 

特に気をつけないといけないのは、ボディのセンサーサイズによって対応しているレンズの種類が全く違うということです。

 

ソニーのフルサイズ用の単焦点レンズに、なんと「SEL50F18F」という機種が存在します!

 

めちゃくちゃ紛らわしいので、気をつけてください。

 

この機会にレンズの読み方を知っておきたいという方はこちらをご参照ください。

 

交換レンズの商品名の読み方のポイントを解説します! こんにちは!Masaです! 今回は交換レンズの商...

 

まとめ

というわけで、以上です。

 

色々と楽しい特徴が付いていて、値段もお安いので、標準レンズの次の1本としてとてもオススメです。

 

単焦点レンズで楽しいカメラライフを!!

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