オーロラの撮影に最適なカメラとは?
こんにちは!Masaです!
人生で一度は見てみたいものの代表格、オーロラ。
せっかく見に行くのなら、良いカメラでキレイにオーロラを収めたくありませんか?
今回は、オーロラを撮りに行くのに最適な一眼カメラをご紹介します!
INDEX
重視しべき点
おすすめのカメラをご紹介する前に、「そもそもオーロラ撮影用のカメラを選ぶ際に重視すべき点は何なのか?」というところからご説明します。
オーロラを撮りに行くときに、以下2点は認識しておくべきです。
- 夜中にオーロラを鑑賞するため、周囲は暗い
- アラスカやカナダ、北欧など、長距離の海外旅行となる
つまり、カメラを選ぶ際は、
- 暗い場所での撮影が得意なカメラを選ぶ
- コンパクトに収まり、なるべく軽量なカメラを選ぶ
ということが重要になってきます。
センサーサイズが大きくないと、一眼を買う意味がない
では、暗いところに強いカメラとは、どういうカメラなのでしょうか?
それは、
センサーサイズの大きいカメラです
デジタルカメラは、イメージセンサーが光の情報を取り込み、記録することで撮影しています。(昔はフィルムがこの役割を担っていました)
センサーが大きいほど、取り込める光の量は多くなります。
取り込める光の量が多いほど、より鮮明に記録することが可能になる。というわけです。
スマホやコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)ではなく、一眼でオーロラを撮る最大のメリットはここにあります。
逆に言うと、コンデジと大差ないようなセンサーサイズの一眼を選んでしまっては意味がないのです。
最低でも、APS-Cと呼ばれるサイズのセンサーを搭載しているカメラを選びましょう。
海外旅行に、大きいカメラは邪魔になる
次に重視すべき点は、「コンパクトさ」です。
オーロラが見れるのは、北極圏がほとんどです。
アラスカやカナダ、北欧ですね。
1日かけてフライトして行くような、長距離の海外旅行になります。
荷物は防寒具などですでにかさばりまくっているでしょう。
そこに追加で入れても邪魔になりにくい、コンパクトなカメラを選びましょう
まとめると、
センサーサイズは大きいけれど、全体はコンパクトに収まるカメラ
を選ぶべきということですね。
そんな都合の良いカメラを2つ、ご紹介します。
【予算30万超】α7SM2&広角レンズ
予算別に二つカメラをご紹介します。
まずは、30万円以上かけても構わないという方には、こちらがおすすめ。
ソニーのα7SM2と、対応の広角レンズです。
予算に余裕があるなら、このカメラしかあり得ません。
NASAでも使われた!暗所に特化したミラーレス一眼!
このカメラは、暗所での撮影で真価を発揮します。
暗い場所を明るく写す機能として、ISO感度というものがあります。
この値を上げるほど明るく写りますが、デメリットとして、ノイズ(ざらつき)が発生しやすくなります。
実は、「ISO感度を上げても、ノイズが全然発生しない」というのがα7Sシリーズの強みなのです。
このビデオが非常にわかりやすいので、ぜひ一度ご覧ください。
ノイズの乗り方が全然違いますよね。
NASAが宇宙での写真撮影に使ったくらいですから、オーロラくらい楽勝に撮れるでしょう。
まだまだ予算に余裕がある方におすすめのレンズ
ちなみに、予算にまだ余裕があるのなら、広角レンズはこちらの方がおすすめです。
こちらはF値を2.8まで下げることができるので、より明るくキレイに撮影することができるんです。
【予算10万】α6000&広角レンズ
「もうちょっと出費を抑えたい…」
という方におすすめなのが、ソニーのα6000です。
APS-Cのセンサーサイズとコンパクトなボディ
さすがにα7SM2と比べると、暗所への耐性はガクンと落ちます。
しかし、スマホやコンデジと比べると、圧倒的にキレイに撮ることができ、なおかつコンパクトです。
理由は、
- APS-Cのセンサーサイズ
- ミラーレスのため、コンパクトなボディになっている
この2点です。
APS-Cのセンサーは、iPhoneに搭載されているセンサーのおよそ20倍もの大きさを誇ります
これだけ差があると、暗所での撮れ方にも歴然と差が出てきます。
それだけ大きなセンサーを搭載しながら、ミラーレスのため、非常にコンパクトです。
持ち運びにも便利でしょう。
充実の操作性
実は、APS-Cのミラーレスというのは、α6000だけではありません。
その中で、α6000をおすすめしたいのは、
- 操作性が高い
- スペックの割に価格が安い
からです。
その理由は、α6000は発売してから3年以上が経過しているにもかかわらず、未だに最新モデルとして活躍しているところにあります。
つまり、
- 3年経ったにも関わらず、同価格帯でトップレベルの性能を誇っている
- 元々は、中級者向けくらいの立ち位置で販売されていた
- 3年が経ち、生産合理化や減価償却の完了により、価格が落ちた
ということです。
元々、中級者くらいをターゲットにしていたので、ダイヤル周りなどの操作性が高くなっていますし、連写性能なども非常に高い。
そんなスペックのカメラが、エントリー機ほどの値段で手に入るのです。
非常にコスパが良い、素晴らしいモデルだと思います。
参考記事:
ソニーのミラーレス一眼「α6000」を徹底解説!エントリー機として理想的なカメラ!
必須アクセサリー
さて、ここからはオーロラ撮影で必須のアクセサリー類をご紹介しておきます。
予備用バッテリー
オーロラ撮影は氷点下20~40度程度の、非常に寒い環境で行います。
寒すぎてバッテリーが切れてしまう可能性もあるでしょう。
必ず予備のバッテリーは準備しましょう。
三脚
これは必須です。
暗いところでの撮影は、シャッタースピードを落として行います。
長いシャッタースピードを手持ちで撮ってしまうと、ブレまくります。
三脚でしっかりと固定しましょう。
参考記事:
【一眼初心者】「シャッタースピード」とは何なのか?わかりやすく解説!
まとめ
いかがでしたか?
オーロラはそんなにホイホイ見に行けるものではありません。
ぜひ、後悔のないように、カメラを選んでくださいね!
それでは今回は以上です!