20代がキャリア形成を考える際に読みたい良書!『必ず食える1%になる方法』

とてもシンプルなキャリア形成の指南書!『必ず食える1%の人になる方法』

こんにちは!Masaです!

先日、この本を読みました。

藤原和博著『必ず食える1%の人になる方法』

です。

今後のキャリアについて考える際に、とても参考になる良書だと思ったので、ご紹介します。

本の概要

これからの日本の労働市場は、厳しさを極めます。

人工知能に代表される、ITの進歩によって、国内の多くの単純作業は無くなります。

また、外国からの安価な労働力とも競争しなければなりません。

追い討ちをかけるように、企業の再編やリストラがあちこちで起きています。

特に、昔は「入れば安泰」だった大企業でも、多くのリストラや再編が見られます。

そんな時代でも、グローバルなビジネスの舞台で輝く「グローバルエリート」は確かに存在します。

彼らは能力を最大限に生かしてグローバルに活躍して稼ぐでしょうが、それはほんのわずかな人の話です。

多くの日本の中間層は厳しい労働市場の競争に巻き込まれて、没落していくのではないかと危惧されています。

そんな時代の中で、

独自の価値を出して食っていくためにはどうすれば良いのか?

ということを扱っているのが、『必ず食える1%の人になる方法』という本なのです。

レアキャラを目指せ

では、具体的にどうやって「食っていける」人材になるのか。

それは、

レアキャラになる

ことです。

より具体的には、「1%の人になれ」と言っています。

1%、つまり「100人に1人」になることを目指すのです。

「100人に1人」はそんなに難しいことではない

ポイントなのは、「100人に1人」という点です。

1000人に1人でもなく、1万人に1人でもありません。

なぜなら、1万時間の練習を重ねれば、特定の分野で「100人に1人」になることができるからです。

好きでも嫌いでもなんでも、1万時間練習を重ねると、「プロ」と言えるような実力が身につくのです。

世に言う、「1万時間の法則」というやつですね。

誰でも1万時間かけて練習すれば、100人に1人になれる、というわけです。

「100人に1人」の分野を掛け合わせる

ある特定の分野で「100人に1人」になれたら、別の分野で「100人に1人」になることを目指します。

すると、「100人に1人」の分野が2つできます。

これを掛け合わせると、

100 × 100 = 1万人に1人

になれるというわけです。

さらに別の分野でも「100人に1人」になれたとすると、

100 × 100 × 100 = 100万人に1人

になれるのです。

こうして、「100万人に1人しかいないレアキャラ」になれるというわけです。

タイプ別に「レアキャラの目指し方」を示してくれる

以上がこの本の基本的な考え方です。

さらに、価値観のタイプを4つに分類し、それぞれに合う「100人に1人」の目指し方を示してくれます。

『必ず食える1%の人になる方法』kindle版より引用

横軸に「経済的価値を重視するか否か」、縦軸に「権力志向かプロ志向か」を取り、4つに分類します。

それぞれの領域の説明を引用してみます。

A 領域は「 経済的 価値 を 重視 し、 権力志向」の人。 いわば「 社長 タイプ」 です。 旧来 の 日本 社会 では、 この 領域 で トップ に 立つ こと を、 みんな が めざし て い まし た。 いま の 時代 も い なく なっ た わけ では あり ませ ん。

B 領域 は「 経済的 価値 を 重視 し、 プロ 志向」の人。 いわば「 自営業 タイプ」 です。

C 領域 は「 経済 以外 の 価値 を 重視 し つつ、 権力 志向」 の 人。 いわば「 公務員 タイプ」 です。

D 領域 は「 経済 以外 の 価値 を 重視 し、 プロ 志向」 の 人。 いわば「 研究 者 タイプ」 です。

藤原 和博. 藤原和博の必ず食える1%の人になる方法 (Kindle の位置No.153-158). . Kindle 版.

ご自身が当てはまる領域で「100人に1人」を目指す方法を、ぜひチェックしてみてください。

端的に「100人に1人」になる方法を示してくれるので、キャリアを考える際のコンパスとして、とても優秀だと思いますよ。

おすすめなのは、20代前半の社会人

ここからは、私の読後の感想を2点書かせていただきます。

まず1点目。

本書をおすすめしたいのは、私のような20代前半の社会人だということ。

というのも、一度どこかしらで働いたことがある人たちだからこそ、4つの領域のどこに自分が当てはまるのか、学生よりもリアルに想像できるのです。

どの領域に当てはまるのかリアルに想像することができれば、領域ごとのアドバイスもスッと入ってきます。

また、早いうちから「100人に1人」になる領域が決められれば、掛け合わせて価値を出せるのも早くなります。

その点からも、若い20代の社会人にはおすすめしたいです。

「1万時間」以外にも重要なことがあると思う

2点目。

「100人に1人」になるために重要なのは、「1万時間」だけではないのではないか?ということです。

要するに、「量」だけではなく「質」も重要ではないか?

ということです。

そこで参考になるのが、以前読んだ「GRIT」という本に出てきた、「意図的な練習」です。

「意図的な練習」というのは、以下の4つの要素を満たす練習のことです。

  1. 明確に定義されたストレッチ目標
  2. 完全な集中と努力
  3. すみやかで有益なフィードバック
  4. たゆまぬ反省と努力

一流の音楽家やアスリートは皆このような練習を積んでいたのです。

私たちが、ある分野で「100人に1人」を目指す際にも、「意図的な練習」が積める環境にあるかは重視した方が良さそうだと思いました。

意味の薄い練習を何万時間積もうと、効果は出にくいはずです。

ストレッチな目標を追うことができて、有益なフィードバックが即座に返ってくるような場所を選べると良いと思います。

そういった環境であれば、周囲が「完全な集中と努力」と「たゆまぬ反省と努力」を続けているはずなので、自分も頑張れるのではないかと思います。

まとめ

いかがでしたか?

久しぶりに、なかなか面白く読めた一冊でした。

おすすめです。

それでは、今回は以上です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする