「人生100年時代は、最も人間らしく生きれる時代だ」と思った一冊。『LIFE SHIFT』の書評

『LIFE SHIFT』の書評!人生100年時代をどう生き抜く?

こんにちは!Masaです。

ビジネス書のベストセラー『LIFE SHIFT』を読んだので、思ったことを書きます。

『LIFE SHIFT』の概要

『LIFE SHIFT』は2016年末に発売され、ベストセラーとなったビジネス書です。

読者が選ぶビジネス書グランプリ2017でグランプリ、ビジネス書大賞2017で準大賞を獲得するなど、評価の高い一冊となっています。

『LIFE SHIFT』では、今後の人生を考える上で外せない現象として、「長寿化」を取り上げます。

平均寿命は伸び続けていて、2007年生まれの人の50%は104歳まで到達すると予想されています。その10年前の1997年生まれの人でも、その50%は100~102歳に到達するそうです。

人生100年時代を生きる上で、考えておくべきこととは何なのか?

寿命が伸び、テクノロジーの進化によって不確実性が高まっている中では、今までのような「学生→1社に勤め上げる→引退生活」という3ステージ型の人生は通用しなくなります。

「そういった時代に、お金とキャリアの面でどういう考えをしておくべきなのか?」

本書を読むとそれが分かります。

こんな人におすすめ

「長寿化」という、当てはまる人の多い内容なので、非常に幅広い方に読まれているのでしょう。

特におすすめしたい読者層は、

  • これからキャリアを形成していく若い世代
  • 卒業後の人生をどう生きるか考える大学生
  • キャリア形成の指針を持てない方

などでしょうか。

非常に普遍的な内容なので、どんな世代の方が読んでも面白いと思いますよ。

レクリエーションからリ・クリエーションへ

ここからは、個人的に刺さった部分をご紹介します。

まずはこれ。

レクリエーションからリ・クリエーションへ

です。

不確実性が増す時代においては、1つのスキルだけでキャリアを乗り切ることは難しくなります。スキルが簡単に陳腐化してしまうからです。

さらに、長寿化の影響で、以前よりも長く働く必要が出てきます。これも1つのスキルだけで長いキャリアを乗り切ることを難しくしています。

そういった時代においては、自分のスキルに投資することがますます重要になります。

今まで娯楽(レクリエーション)に費やしてきた時間のいくらかは、自己の再創造(リ・クリエーション)に費やす必要が出てくるというわけです。

重要度を増す「変身資産」

そこで重要になる無形の資産として「変身資産」が挙げられています。

「変身資産」とは、文字通り個人が「変化する」ために生かされる資産のことです。

『LIFE SHIFT』では具体的に以下3つを挙げています。

  • 自分についての知識
  • 多様性に富んだネットワーク
  • 新しい経験に開かれた姿勢

特に目を引いたのが、一つ目「自分についての知識」と三つめ「経験に対して開かれた姿勢」です。

「自分は何が好きなのか?」「何が得意で、何が苦手なのか?」「生きていく上での信条は何か?」など、自分自身に対する理解が深いほど、「どう変化するか」という判断の精度が高まります。

3ステージ型の人生では、「どの会社に入るか」で個人のアイデンティティーが決まっていました。

これからは「自分が何をするか」でアイデンティティーを自ら作り上げていく時代になったのです。

さらに、「新しい経験に対して開かれた姿勢」を持ち、学び続ける必要があるということです。

スキルが陳腐化しやすい時代では、学び続けて自己変革できなければ、生き残っていくことができません。

常に学び続け、若々しくいることが重要なのです。

人生100年時代は、最も人間らしく生きれる時代だ

以上2点、

  • 自分についての知識
  • 新しい経験に開かれた姿勢

これらを大切にする時代を生きていくことになるわけです。

つまり、自らアイデンティティを確立し、常に学び続け若々しく生きる時代なのです。

これは、楽なことではありません。

学び続ける活力を維持しなくてはなりませんし、アイデンティティを確立するために多様な試行錯誤が必要になるでしょう。

しかし、これは非常に「人間らしい生き方」だと思うのです。

「自らの生きる意味を自ら作り上げていく」ことに注力できるのです。これは人間が生きる上で最も重要なテーマだと思うのです。

そんな時代の並みに乗って、楽しみながら生きたいなあと思います。

まとめ

いかがでしたか?

長寿化する時代で、「自分がどう生きていくのか」考えるきっかけを与えてくれる良書ですので、一度読んでみるといいと思います。

それでは、今回は以上です!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする